バックパックと旅に出る ~ヨーロッパ横断+ワーホリinウィーン~

26歳女の1人旅ブログ。バックパッカーになってヨーロッパ横断⇒その後ウィーンでワーキングホリデー!旅模様・生活模様をつらつら書いていきます。旅のお役立ち情報も載せていきたい( ・ω・ )

《リトアニア》ヴィリニュス2日目、恐怖政治の姿、ジェノサイド博物館

昨日の夜、
なんと花火が上がってたのですが!!!

「あ!花火だ!」と思って外に出た瞬間終わりました。
悲しい…

そしてホステルでちょっとした事件が
(なんで事件ばっか起こるんだろ…もうヤダ…)

「よし寝るぞ!」思って布団に入ったのですが、寝返りを打つと

チクッ……

ん?
なんか痛いな?

と思って、ベッドをチェック。


すると、
布団が壊れててベッドのスプリングが飛びててたんですね〜〜〜


おい!!!危ないわ!!!!(怒)


なんでいつもそういうの引いちゃうんだろ…。

とりあえず急いで受付に行って
「ベッド壊れてる!痛い!」
と報告。
すると、
「わかった!ちょっと待ってろ」
と、
お兄さんが別の部屋から颯爽と新しいマットレスを取り出してきたのですが……


いやいやいや待って待って待って!!!


その布団今、

ベットの下から出したよね?!?!!!?
裸で床に放置されてたよね?!!?!


ほら!ホコリまみれじゃん!!おい!
ちょっと!


私それに寝るの?!!?!


「よーし!これで大丈夫!」
とにっこり言うので

オマ…オマ…マジデ……?

となり、何も言えない私。
せめて掃除機かけて……


( ;∀;)


結局シーツ2枚上から重ねて寝たんですが、

本当にダニとか何かに刺されないか心配でした。


朝起きて女性専用のお部屋が空いていることを知り、「部屋を移動したい」とお願いすると快くオッケー!と言ってくれたので、部屋を移動。

もう一度ベットを作り直しました。

このホステルで3回くらいベット作ってます…w

ともあれ、ベット&部屋、替えれてよかった!!!

そして、一休みしてから
ここでやっと、街へ!!!!

お腹空いたからとりあえずご飯と思って入ったのはこちら

「MONTMARTRE」
という、猫の看板が目印のカフェ!
モーニング、ランチ、ディナー
でメニューが変わるそうです♪

12時過ぎてたから今はランチタイムかな?
と思い行ったら、まだモーニングw

サーモンのエッグベネディクトをいただきました♪

んー!!!!めっっっちゃおいしい♪

「あ、小鳥が遊びに来てくれた〜」
と思ったのも束の間、
ご飯が狙われ、急いで皿を囲いました。


その後、
今日は行きたいと思っていた
KGBジェノサイド博物館」
に向かうことに。


〜ジェノサイド博物館って?〜
ナチス・ドイツが実際に使っていた収容所、
そしてソ連の秘密警察KGBが本部としていた建物を、そのまま利用。
展示は、ナチス・ドイツ、そしてソ連に支配され続け、それでも独立を諦めなかったリトアニアの歴史。
地下には監獄がそのまま残っており、当時使われていた拷問部屋、処刑場も残っています。

こちらの記事にすごく詳しく記されてます↓
https://dent-sweden.com/northern-europe/lithuania/genocide-museum



入り口の慰霊碑には、花が手向けられていました。

中の展示はこんな感じ。

そして地下の監獄には、拷問部屋と処刑場がありました。

地下、1人で歩くのは正直怖いです。
異様な雰囲気が漂っていて、本当にここだけ空気が違います。

こちらは階段を降りてすぐの小さい部屋。

説明が「the box」というのにゾクッとしました。
連れてこられた囚人は、最初にここに閉じ込められ、食事もトイレも許されず何日か過ごすそうです。
「人間としての尊厳を失わせる」
のだそう。

リトアニアが独立を勝ち取った際、KGBが証拠隠滅のために断裁した書類。
本物がそのまま残ってます。


囚人室の部屋の写真、撮り忘れました…。
ベットが4つしかなかったのですが、
隣にいた観光の人が
「ここは4人部屋ではなく、20人部屋だそうだ」
と会話してるのを聞きました。

トイレもそのままの姿で残されてます。
トイレは「1日5分間」だけ、開放されたそう。
1人ではなく、1日です。
信じられませんね。


各部屋の説明です。

拷問部屋は防音になっていました。

水の中の独房、というのもありました。
こちらも拷問部屋で、囚人は容赦なく冬に冷水が注がれるそうです。

写真撮影はOKなのですが、
私は胸がつまり、部屋の写真は撮りません(撮れません)でした。
気になる人は、紹介したURLの記事に飛んでみてください。

囚人が唯一外に出れた中庭も個室になっており、
それぞれにドア、天井には網がありました。
写真の階段は、看守が上から監視するためです。


処刑場の床下には、殺された人々の本物の遺品が。

ここでは、
当時この場所で起きていた処刑の様子の、再現映像が流れていました。

次々と人が運ばれ、
1秒のためらいもなく撃たれ、死体は壁穴から外に捨てられて、トラックに積まれていきます。

工場の流れ作業のような光景に、
「正義」を盾に理性を失った人間は、ここまで残虐になれてしまうのか、
と本当に恐ろしかったです。

壁には当時の血痕や銃痕がそのまま残っていますが、
私は下調べ不足できちんと見ませんでした…。



この博物館にはノートがあるのですが、日本人の人のメモが。



私も書いてきました。



外にも悲しい歴史を描いた絵が。


入場料は4€だったのですが、正直4€でこれを見ていいのか?
と思うくらい、非常に胸にくる博物館でした。
ただ、展示室の説明文は、英文が長すぎて読めず…。
こういうときに英語がぱっと読めないのは、本当に悔やまれます。


歴史は繰り返すといいますが、
この歴史だけは、二度と繰り返してはいけません。

みなさんもヴィリニュスに来た際はぜひ、前知識を入れてからジェノサイド博物館を訪れてみてください。


その後は、川沿いをてくてく歩いて、公園でアイスを食べました。

大聖堂。
ちょうど礼拝の時間だったので、中の写真は控えました。
また後日訪問します!

バーでは「シリ」というジン&セージ&リンゴのカクテルをいただきました!
外で飲んでたら虫さんがプットイン


( ;∀;)


すくってもらうときに
「セージに誘われたんだね〜!」
と言ってましたが、そうなのか…?
その後は中に避難して飲みました(笑)

そして…
ホステルに帰り、飲み水を作るためお湯をわかしたのですが…
ここのホステルはケトルの中が汚すぎて使い物にならない…


( ´;ω;)


生でも飲んでみたんですが、なんかちょっとヤバそうな感じがしたのでスーパーに買いに行きました。
結果、間違えて炭酸水を買ってしまいました(笑)
ここは炭酸水が多いので、気をつけてくださいね!



夜の旧市街をちょっとお散歩♪

治安がいいらしいと聞いたのですが、それでもちょっとだけにしておきました!

明日はバスで30分くらいの場所にある
ドラクエのお城」
を訪問してくる予定です♪



それではまた次回

なつみ(๑˙❥˙๑)